移動が通知されたときの心境 -引き継ぎ

恐れるなと言いながら、自分がいちばん恐れていることなんて、自分自身がよく知っている。

 

残された期間で、動揺する愛する人達へ、メッセージを届けなければいけない。

 

大丈夫だ、と言いたい。

言ってきた。

 

でも、大丈夫ではない。

 

大丈夫だと言いながら、指導者達は、大丈夫ではないことを知っていなければならない。

大丈夫というのは、もちろん神様の哀れみの中にあって確かなことなのだが、

リーダーたちは起こりうる最悪の可能性を考えて備えなければならない。

 

危機に備えるということは、全員に言って良いものではない。

無用な混乱を招くだけ。

 

でも指導者は知っていなければならない。

 

指導者が無計画で、先見の明が無く単に大丈夫だと言っていたら、

船は沈む。