教会の空気を変える
教会に流れる空気というがある。
牧師がどんな風に群れを導いているか、どんな霊性を滲み出させているのか、如実に物語る。
命令口調、上下関係、責任の押し付け合い、忙しさの回避、警戒心、冷たさ…。
個人としても、集団としても、
染み付いてしまって、簡単には変えられそうにない空気の中で、途方に暮れる。
立場もない、多くも語れない。そんな中で。
コミュニケーションのパターンを変えていく。
負のサイクルではなく、肯定のサイクルに、
マイナスからプラスに、風向きを変えていく。
多数の中では、無謀な取り組みだと分かっているけれど。
一人ひとりの表情をよく見る。
しっかりと、群れを眺める。
人の話を聞く時は足を止める。
相手が話したいことを話しきったようだと思える時まで、耳を傾ける。
相手を褒める、肯定する。
あなたは受け入れられている、というメッセージを送る。
笑顔でいること、感謝の気持を伝えること。
相手に関心を払うこと。
何をしているのか、何が好きなのか。
声をかけていく。
忙しくはしているが、ゆっくりと存在すること。
触れ合う人の想いを共有できる、余裕幅を大きく広げておくこと。
そんな風に、感じて頂けるように、
安心感を持って頂けるように、
良い風が、吹くように。
風向きを変えられるように、存在していたい。