怒り -ライオンさんのこと 15
月曜日は何もしないようにした。
でも、部屋にいると気が滅入りそうな気がしたので、外に出た。
ブログを書きながら、自分の状態を整理しようとした。
結構、ブログも時間がかかるもので、短い記事でも、気がつけば時間が経っていた。
1つ、2つ書くとめまいがした。
場所を変え、気持ちを落ち着かせながら、続きを書き続けた。
関西は相変わらず雨模様だった。
駅の地下を延々歩きながら、時々無性に怒りが湧いてきた。
誰にぶつけようもない怒り。
神さまを恨んでいるわけでもない。
ライオンさんにぶつけようという気でもない。
ぶつけようが無いから、余計に腹が立つのかも知れなかった。
あえて言うなら、運命なんてものがあるなら、それに怒っていた。
「なんでだよ!」
理由が返ってくれば、勿論怒る。
返ってこなくても、怒る。