教会が社会に表す価値観の「ブランド」とは

これからのブランドというのは、商品やロゴマークや、テーマソングではなく、問題解決アプローチ、だと、BBCラジオが言っていた。
環境問題、子供の問題、健康の問題、そういった社会問題を解決していく消費者意識の反映としてのブランドの時代だ、と。
スターバックスとか、大きな企業になると、企業の社会的責任として、国際ボランティアや福祉施設に寄付したり、何らかの活動を行っているけれど、問題意識を持った消費者が集まり、ブランドを形成・支える、というようなことらしい。
画像の「strawberryfrog」が、そのような活動をしている団体として紹介されていた。
英語でシンドイですが…はい…。
高いもの、社会的なステイタスの反映としてのブランドでなく、社会的な問題意識のスタイルとしてのブランド。なるほーど。いかにも、成熟社会の西欧らしい。
教会が向ける視点として、このような切り口はとても刺激的で有効ではないだろうかと思う。
以前から思っていた、性別、年代別のグループ形成が、限界で限界で、一体何のためのグループ分けなのか意味不明なんだよね。教会運営とういう意味の、一単位だけど、生活の問題を話せるところかというと、甚だ疑問。なんか不自由。
あってもいいけど、あれで完結してしまっては、教会としての柔軟性に限界がある感じがする。
課題解決型グループとすると、ぐんと裾野が広がるし、外部と触れる間口も広くなる。
クリスチャンが社会に生きるということ、福音が現代社会の問題にどうやってアプローチしていくのか…。
とても社会学的な視点になるけども。
価値観のブランド、自己満足なものでなく、人々から賛同を得られるもの。
現代日本も社会が成熟している中であるし、若い人でも価値観が変化してきている。
課題型ブランド、何らかの切り口になりそうな…。