いよいよクラスが始まりました!

いよいよ授業が始まりました!Hermeutics(釈義)のクラスです。指導はRussell教授。今日はイントロですが、興味深い情報がいくつかありましたので、記録しておきます。
教会成長のクラスもカバーしているとのことですが、ラッセル教授によると、アメリカの教会も多くが、ビジネスモデルに従ったトップダウンの運営方法を取っているとのこと。
教会内で利用されていると言われる能力は全体の15パーセントで、殆ど牧師が一人でそのリーダーシップを取っている。しかし、もしも牧師の賜物だけで、教会をリードした場合、成長は3年までしか続かないとのこと。
「私たちは、教会の聖徒全員の賜物でキリストの体を作り上げていくべきです。」とのこと。
教会建設について、平均してアメリカの教会の予算の70%~79%が教会の設備に使われており、教会建設はしばしば自己実現的(Self focus)な目的になっている。教会とは、建物のことではなく、人であることを覚えておくべきこと。
などが話されていました。
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アメリカもトップダウンなのか…。
ルームメートの韓国系アメリカ人の方は、韓国教会はアメリカ異常にトップダウンだと言ってました。
牧師一人の賜では3年が限度ですが、「聖徒全員」の賜物を活かせば、成長幅はぐんと広がります。
逆に、トップダウンのワンマン形式だと、遅かれ早かれマンネリ化と停滞がやってくるということですね。
こういったデーターの裏付けや、情報元を把握していきたいです。
ところでどうして牧師は教会建設や、立派な設備にこだわるんでしょう?
勿論老朽化とか、必要のためには力を注ぐべきですが…教会員がぼろぼろになるようなやり方をする所をいくつか見てきました。
立派な会堂が立って、信徒が居なくなって、返済ができなくなっているとか。
現代の日本の環境と、これまでの教会活動の在り方の概念を調整していく必要があるのではないかと思います。