スピリチュアル・フォーメーションの聞く技術 1

あーー眠い。相変わらず毎日宿題漬け。

 

昨日のスピリチュアル・フォーメーションの流れに続いて、このコースのクラスで重視されている基本姿勢、のプリントが配られたので、それを翻訳しようかと思います。

 

 

このプリント、スピリチュアル・フォーメーションの最初のグループミーティングのときに配布されました。

この原則に則って、互いに関わること、という方針です。

 

例のごとく、大雑把に訳しますので、詳しくやりたい人は自力でがんばって下さい。

Listening and reflective skills

(傾聴と応答の技術)

Drew Hazen, M.A. Spiritual Formation and Soul Care

 

Rejoice with those who rejoice; mourn with those who morn.

Romans 12:15 NIV

(喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。

ローマ12:15)

 

機密性

・ グループ内で共有される内容は個人的にプライベートな情報であり、とてもデリケートな問題です。

・ メンバーは、各個人が共有する内容に対して、プライバシーを守り、安心して問題を共有できる空間を作るよう、配慮すること。

 

傾聴:配慮と共感

・ 関心を持って聞くこと。話している相手とを尊敬し、敬意を払うこと。

・ 相手に視線を向けること

・ 共感しながら聞くこと:以下のような点を考えながら聞くように。

・ 相手の話の中で、どのような点が重要なポイントなのか。

・ 相手の置かれている、環境、考え、感情を理解することによって、共感することが出来る。

・ あなた自身が、相手の立場に立った場合、どのような状態になるか、イメージする。

・ 相手は共有している出来事の中で、どのように喜びや、痛み、希望、失望を味わったか。

・ 相手の話に対して、自分の心がどのような印象を受けたのか、内省する。

 

応答:黙想

・ 話し手が共有した経験・出来事について静かに考える。

・ 聖霊が何を語りかけてきているか、黙想する。

・ イメージ、聖句、言葉

・ 共感と励まし

・ 話し手の話に対してて、どのような感情、情景が呼び起こされたか。

 

 

 

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はいっ、眠くなりましたんで、ここまでで。明日もう半分を翻訳します。

これだけで30分くらいかかったよ。英語でそのままざっと理解してるから、日本語にちゃんとやくそうとすると大変だな。意味が伝わるように、かなり意訳してありますのでご了承下さい。

 

この文章が意図しているものは、研修会に行って、よく理解できました。

 

神学院で、「この世の会話の殆どは、耳が聞こえない者同士の会話だ」という、心理学者の言葉だったかを教わりました。

 

人の話を聞く姿勢について、自分自身がいかに出来ていなかったか、ということを、反省させられるところです。

そして、実は多くのクリスチャンも出来ていません。

 

牧師は話すことに一生懸命で、信徒さんの話を聞きません。

クリスチャンは、教えることに一生懸命で、相手の話を聞きません。

 

人を癒やすための聞き方、というのは、それなりの技術があります。

キリストご自身は、聞くということについて、非常に長けていた、ということが言われています(聞く事については、クラスで別の本を使って取り組んでいますので、そちらも後に紹介いたします。)

キリストは、神の声を聞いていましたし、苦しんでいる人たちの声を聞くことが出来る方でした。

 

まずもって、癒そうとする側に聞く姿勢がなければ、他者を回復させるコミュニケーションには成りえないのです。

 

頭の中に聖句をぎっしり用意して、相手のどのような点が悪いのか教えてあげようと何度もシュミレーションし、自分が教えてあげる側で、相手は変らなければならない、という姿勢で臨むコミュニケーションは、キリストが実践してきた方法とは、かけ離れており、目的とは裏腹に、相手の霊性が良くなる方法には成り得ないということです。