サドルバックのクリスマス・イブ集会 2

年明けましたけど、サドルバックのクリスマス集会の写真が届いたので続きを。
集会は6時から始まりました。
会堂というのか、大きなホールのような所に入ると、ステージがあって、まるで舞台のようにクリスマスの飾り付けがされていました(下に写真を載せます)。
一体、何人入ってるのかな?
入り口で、キャンドルと、リーフレットをもらいます。
リーフレットはスキャンして下に載せましたので、参考まで。
集会で配布されたリーフレット
ざっと一枚目から見ていきますと、
1枚目:表紙
2枚目:主任牧師からのメッセージ
3枚目:サドルバック教会の活動紹介
- Saddleback Kids (子どもたちのための活動)
- Junior High Ministry (中学生のための活動)
- High School Ministry (高校生のための活動)
- Super Kids and Super teens (特別な必要や、障がいのため、サポートやケアを必要としている子どもたちのための活動)
- Get resources to give you a hand up at The PEACE (助けを必要としている人のための活動、食べ物の供給があるとのこと)
- Conquer addiction, relationship, and emotional issues at Celebrate Recovery (依存症、人間関係、精神的な問題を解決するための活動)
- Help to keep finances on track (経済的な問題を解決するための活動)
- Navigate tough seasons in life with a medical or emotional support group (困難の中で神に出会うために、安全な場所を必要としている人のための活動)
4枚目:年明けすぐの、活動案内。その他信仰を学ぶためのアプリの紹介など
5枚目、6枚目:日本で言う、「来会者カード」自分の課題や、何を願っているか(「神を信じたいです」や、「教会の活動に加わりたいです」など)をチェックする項目がある。
7枚目:サドルバック教会に加わりませんか、というアピール
8枚目:サドルバック教会の支部教会。殆ど近隣の地域だが、ベルリン、ブエノスアイレス、香港にも教会があるようだ。
リーフレット2 メッセージのアウトライン
これは、実は別の集会のなのですが(集会で配られたのは書き込んでしまいました)、こんな風に、A4半分くらいの紙に、メッセージの要点や、聖句が書いてあって、しかもバインダーにファイルするための穴が空いていて、結構勉強するタイプの作りになっています。
アメリカの教会って、こんな風に、その日のメッセージの要点を書き込む式の用紙を配るみたいですね。
献金用小切手入れ封筒
オーケストラやドラムがガンガン鳴り響いて、スポットライトがぐるぐるし始めたときは、一体何が始まったかと思いましたね。
設備がすごい。雪が降る装置まであって、舞台ですね。
演奏や歌を歌う人も、プロですね。
私はひたすら、巨大な液晶テレビ?が気になって、どうやったらこんなに綺麗な解像度で出せるのかとか考えてしまった(笑)。

生リック・ウォレン~、イェイ!
すげー、本物からメッセージ聞けるぞ!!!とか思ったのも束の間、最初の挨拶が終わると、一旦賛美になり、本人はステージ上からいつの間にか退場。
後は巨大スクリーンに録画したメッセージ映像が流れました。
そこまで割り切れるとは、色んな意味で感激します(笑)。
まあ、一日に何回も、何日もやってるんだから、毎回メッセージするというのは難しいですわな。
ご本人は、最後のご挨拶の時にまた登場されました。
メガチャーチについては。色々な意見があることと思いますが、一応自分が見た分では、本当に綿密、しっかりと市場調査がされているな、と思いました。
市場という言葉は、語弊がありますね。受け手の要望に応えるマーケティングがされているということです。教会に来る人の悩みや、要望を組み上げて、教会に繋げるような仕組みが、目の前にお皿が良いタイミングで出てくるように出来ているということです。
意外だったのは、メッセージがかなりがっちりしてます。というのは、長い。
一つ一つのポイントに、例話や聖書の解説がかなり入るので、ボリュームがあります。
多分、この集会で、30分、40分はあったと思います。
クリスマスのイブ集会で30分以上のメッセージする勇気ありますか?いやはや、すごい。
実は、他のサドルバックの集会にも出たのですが、気がついたのは、スモールグループでの学びがすごい。教材づくりにすごく力を入れてるんですね。一つのスモールグループごとに、各自で教材作り上げてます。それをDVDとか、冊子にして、また別の教会で勉強する、といった具合です。

いやはや、というわけで、2時間近い集会を、色々観察して帰ってきました。
何というのか、このアメリカーンな割り切り方がすごい。すごく、合理主義的な考え方をするんですよね、アメリカの文化は。
信条や文化にこだわるよりも、効率的な方法を編み出していくという。
キュウリは輪切りでなくては、とは考えない。縦でも横でも、斜めでも、ミンチでも、結果良ければノープロブレム!的な。
巨大な教会には、強力なリーダーシップが必要ですね。
配られたリーフレットのスキャンデーター、ダウンロードできるように載せておきます。
リック・ウォレンの本は、日本語でも沢山出てますね。参考までに、リンクも張っておきます。