2017年アメリカ、カリフォルニアで運転免許を取ってみた-筆記試験と仮免許編

DMV受付の様子

※情報は2017年2月現在のものです。これからもルールが変わるかもしれませんし、州によって、また同じ地域でもDMVによって違うこともあるらしいので、詳しくは直接受験地のDMVに問い合わせるか、受験される年の最新の情報を調べてから受験されることをおすすめします!

本日は運転免許を取りに、DMV(Department of Morter Vehicle)へ。
どのようにして、運転免許を取得するかについては、他にも色々な方が記事を書いているので、私が書くことも無いかと思ったのですが、ここ最近運転免許取得のためのルールが変更されたり、厳しくなっているようで、現時点(2017年)地点の状況をまとめました。

主に参考にしたのはこちらのサイト。

http://uguisu.skr.jp/usa/dmv.html

他にも、「カリフォルニア 免許」で調べてトップのサイトから色々見てみたのですが、実際受けてみると書かれていることと違うことが幾つかありました。というのも、ここ2,3年で変更された点が多くあるからです。

まず、
日本の国際免許は使いませんでした。しかし日本国内の免許証は持っていったほうがいいです。
サイトによっては、日本の免許を持っている場合は、提出を求められるとか書いてありましたが、実際には何も使いませんでした(念のために持っていくといい、という扱いです)。一応見せてみましたが、ここでは使えない、と言われました。受取すらされませんでした。
しかし、D44という申込用紙に、運転免許証の番号などを書き込むので、日本で使っていた免許証は持っていったほうがいいと思います(既に免許証を持っている場合)。

筆記試験も絶対に予約が必要です。
一緒に行った留学生の友人が、当日朝一、予約無しで受けようとしましたが、断られました。少し前までは、当日駆け込めば、受けられる、という記述を、あちこちのサイトで見かけたのですが、今はだめのようです。どうやら2014年から改変されたようです。

住所を証明する書類が2つ以上必要です。
2016年夏から改変されたようです。これが思いの外厳しくて大変です。Officialな文書が望ましいと思います。部分的に日本語で書かれた書類を持っていったのですが、何の契約かわからないと言われて、使えませんでした。私は銀行口座開設時に発行された書類と、寮の契約書を住所を証明するための書類として持っていきましたが、初めの担当者が銀行口座の方の住所を見落として、これでは足りないから、他の書類を出すように、と言われて焦りました。
結局、携帯の契約書は使えないし、他の書類もアウトで、危うく帰らないといけないところだったのですが、別の人が、銀行口座の書類に私の住所があることに気がついてくれて、一件落着しました。
何だよ、はじめからちゃんと揃ってたんじゃないか…とその時気がつく。

筆記試験と、実技試験(運転)は同じ日に受けられません。
日本の免許証を持っていけば、受けられるというサイトもあったのですが(以下)、これは同日に受けられるということではないですね。2ヶ月以内の、予約を取った日に受けられるということですね。

※ 日本の免許を持っていないと仮免(仮免許取得から実技試験まで2ヶ月を開ける必要あり)になります。
※ 免許を持っている場合は、すぐ実技も受けれます。有効期限は2ヶ月です。
※ 免許に穴を開ける場合もあるので、実物を見せても「見るだけにして何もしないでください」と言いましょう。
http://uguisu.skr.jp/usa/dmv.html

 

サイトによっては、筆記試験後、試験会場で次の実技試験の予約をする、と書いてあるところがありましたが、私が受けたところでは、全てオンラインか電話で予約して下さい、とのことでした。

SSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)は学生であれば要りません。
その代わり、有効なビザとI20は必要なので忘れないように。


現在通っている日本人教会の人たちが、免許とっといたらいいよ、身分証明書になるし、行ってその日の内に取れるから。なんて気軽に言うので、やってみたら、手続きやルールが意外と煩雑!
それもそのはず、10年、20年前の状況とはまったく変わっているからです。

D44という、申込用紙の書式も毎年変わるようで、私が調べていった去年(2016年)ものと書式が全然違いました。内容は殆ど一緒だと思いますが。

ということで、流れとしては、
⇒オンラインで筆記試験予約
⇒当日会場で受付
必要書類:パスポート、ビザ、I20、I-94、手続料$33(現金かデビットカード)、現住所を確認できる書類2つ以上です。

受付が終わったら、いざ試験。

 試験会場

英語で受ける場合(大半)はモニター上でのオンライン試験です。私は日本語でお願いしたので、日本語で書かれた紙をもらって受けました。

何とか、無事合格^^;!!!

A4サイズの紙に色々と書かれた、こちらが仮免許。
次は実技です。実技の方が数倍も難しいと言われていますので、何とか頑張りたいところです。
留学生の中には6回も落ちた強者がいるそうなので…。

車を買う予定はないですが、レンタカーで必要な時は走れるくらいにはなりたいですねー。


2018年1月追記:筆記試験を受ける際に、住所の証明として持っていく書類ですが、最近知り合いの人が、学校の寮に入ったときの契約書類を持っていきました。しかし、証明として認められなかった、とのこと。銀行関係、学費の支払いに関わる書類など、お金に関するところからの書類だと、認められやすいようです。


関連記事:仮免から、実技試験クリア、運転免許の取得まで

 2018年カリフォルニアで運転免許とってみたー実技試験クリアまでスムーズだった方法

⇒ 2018年カリフォルニアで運転免許とってみたー試験当日