Google Book とKindleを使ってみた感想。

少し前にですね、どうやったらアメリカで教科書を究極的に安く出来るか、という記事でGoogle Bookとkindleを組み合わせて使ってみる、というのをご紹介したのですが、実際やってみると、なかなか難しくて、ちょっとここでその後の経過を報告致します。

まず、ほぼ読めると思っていたGoogle Book なのですが、本によっては読めるのですが、最初の何十ページかが読めるだけで、後半は読めないようになっている本も多くありました。

そうか、そりゃそうですよねー。利益が取れなきゃ、ねぇ。期待させてしまった皆様、ごめんなさい!

メリットがあるとすれば、日本から電子書籍で本をダウンロードしたい場合、アマゾンよりもGoogle Book の方が安いことです。

こちら、課題図書の一つ、The lost art of listening。こちらは、アメリカのKindleのアマゾン価格。

下は、日本のKindleのアマゾン価格。キンドルで2,000円以上。

日本のアマゾンから買うと、1.5倍~2倍以上高くなります。ハードカバーはもっと高くなります。
ところが、Google Bookは2017年2月8日現在で$10.68です。
日本からでも、アメリカのアマゾンアカウントを作って、アメリカ価格で洋書をダウンロードすることは可能なのですが、一つの端末で日本のアカウントと、アメリカのアカウントを行き来するのは少し手間です。いちいち初めから初期設定をしなければならない仕様となっています。
Kindle端末は、日本のアカウントとアメリカのアカウントを結合することが今現在出来ないようです。どうやら少し前は出来たようなのですが、直接私がアマゾンに問い合わせた2016年11月時点では、出来ないと言われました。

もしも、読みやすいタブレット端末を持っていたら、洋書はGoogle Bookで買うようにしたら、経済的かもしれません。Google Bookは、Google playや、Appleストアからアプリケーションをダウンロードすることが出来ます。

Google Bookのロゴ

操作感は、Kindleと同じような機能を備えており、読みやすいです。


で、ひとまずやってみた結果として、パソコンモニターで読むのは、やはり目が疲れる。画面の解像度の問題とか、色々あると思うんですが、何か読みにくい。

キンドルはその点読みやすい。しかし、KindleではGoogle Bookが読めない(読む方法はあるようですが)。即ち現状は、Google Book で可能な限り読み、購入しなければいけなくなった時点で、Kindleで買うという…。
それってGoogle Bookに悪くない?

実は、Google Bookで買う方がいいものもあります。日本の書籍で日本のアマゾンよりもGoogle Bookの方が安い場合があるみたいです。例えばこちらの本は、日本のアマゾンでは1,400円位。

しかし、Google Bookでは¥1,312。100円位安いですかね^^;。アメリカのamazonからは買えないので、アマゾンジャパンか、Google Bookの2択になります。

ただ、Google Bookは、日本の書籍の品揃えはまだまだすごく貧相です。しかし、洋書は充実しています。


なんだか頭が混乱してきましたが、とにかく結論としては!

日本の書籍とアメリカの書籍を電子書籍で買う人は、アマゾンアカウントとGoogle Bookを併用すると、便利!

特に、Google bookでは洋書の場合かなりの部分が読めますから、便利です。
個人的には、iPadのような大画面のタブレットを持っていたら、Kindleアプリに日本のアカウントを入れて、Google Bookアプリに洋書を入れるかな、と思います。

そうすれば、Google Bookで洋書のかなりの部分を読んで、気に入ればアメリカ価格で購入。日本の本は、日本価格でKindleで購入(購入者がアメリカにいる場合には、日本のkindle書籍を日本価格で買うためには、居住国の設定が必要になります。こちらの方の記事をご参照下さい⇒海外にいながら Kindle アプリで日本の電子書籍を読む方法)。端末一台で、切り替えが楽に出来ます。

なんかややこしい話しで、すみませんでしたー。お休みなさい。