Grace Baptist Churchで実習開始

実習先のSanta ClaritaのGrace Baptist Church

TALBOTのマスターコースには、どれもInternship(実習)が組み込まれています。コースによりますが、専門に関わる分野で実際に経験を積み、卒業したときに学んだことを実践できるように、ということなのでしょう。
私のコースではInternshipは3セメスター、3学期分あります。
今学期はInternship II。ソウルケアミニストリーのある教会に行って、実際にどのようにカウンセリングセッションを行っているのか、どのようにソウルケアミニストリーが教会に組み込まれているか、ソウルケアのためのメンターをどのように育てているのか、を見て来るように、という授業です。100時間、セメスター内で実習に当たらないといけないので、週4,5時間は実習先に行くことになります。

Grace Baptist Church入り口

私は教授の強い勧めでGrace Baptist Churchでインターンをすることになりました。
Grace Baptist Churchは、アメリカでもかなり早い段階からSoul Careを教会運営に取り入れた教会で、国外にも積極的にソウルケアのミッションチームを送る、宣教に積極的な教会とのことです。
将来日本で、ソウルケアミニストリーをするならば、きっと協力してくれるだろうとの事で、こちらになりました。
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色々持ち帰ることが出来るリーフレットや案内があります。

この資料は、Grace Baptist Churchのソウルケア担当のDan牧師が編集執筆したもの。

日本語に翻訳したら、自由に使っていいとのことだったので、がんばって翻訳したいです。この機械は、アメリカの学校のオフィスとかあらゆるところで目にするのですが、会話のプライバシーを守るためのもののようです。スイッチを押すと、モーター音が鳴って、会話が外に聞こえないようにしてくれるようです。
カウンセリングとか、スピリチュアルディレクションの部屋とかで目にすることがあります。結構うるさい。グレースバプテスト教会のロゴ(右側)入りカップ。教会内にコーヒーショップがあります。
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教授がお勧めしてくれたところだけあって、インターン生に対する訓練システムはしっかりしており、私には1人専門のアドバイザーがついてくれることになりました。
1日目は、そのアドバイザーの方と面談。
彼女は女性たちのための一つのスモールグループを担当しています。
一人ひとりの、メンターシップ(相談を聞く)も担当されています。

アドバイザーの方がこれまでのことと、なぜソウルケアミニストリーに携わるようになったかを話してくれました。
プライバシーがありますので、書きませんが、それはもう壮絶でした。

彼女は大学には行っていません。ましてや大学院も、カウンセラーの資格も持っていません。
でも、救われて、沢山の人に助けられて、教会に通って、この教会で訓練を受けて…そして今、教会のソウルケアチームの重要なメンバーとして教会に携わっています。

彼女の経験がなければ、届くことが出来ない人たちが沢山居ると思います。
彼女は特殊な問題で苦しんでいる人たちのためのケアに携わっています。

日本でも、人々の魂と伝道のためにこのようなリーダーたちが育てられていけたらいいなと思います。