Grace Baptist Churchの実習の内容
毎日でも記事を上げたいところですが、時間がなかなかありません。
Grace Baptist Churchでやっている主な実習の内容をご紹介したいと思います。
■Spiritual Care Trainningのクラスに参加
水曜日の夜と、木曜日の朝、Spiritual Care Training のクラスがあります。
ソウルケアのカウンセラーを育てるためのクラスです。教会員の誰でも参加することが出来ます。
なんと、他の教会から来ている参加者も多く、Grace Baptist Churchでトレーニングを受けることが出来ます。
テキストは、この教会で作られているもので、とてもよく出来ています。これも、資料をもらって、日本で取り入れられるようにしたいです。
スピリチュアルケアトレーニングのクラスでは、前方にケアミニストリーの責任者であるPastor Danとケアミニストリーチーム責任者の一人が前に座ります。ケアミニストリーチームの人は、元々スピリチュアルケアミニストリーの参加者だった人です。
席は正面を向いてコの字型になっており、中央に椅子が二つ置いてあります。
そこで前に座っているケアミニストリーの責任者が参加者をカウンセリングします。
授業の中でどのように話を聞くかという実践があるんですね。それは、学校の授業でも同じ流れでした。
実際にどのように話を聞くのかというのを見ることがとても勉強になります。
クラスはテキストに沿って行われ、特定の課題や、近くの人とディスカッションしたりしながら進みます。 これが90分ほどです。
参加者はこのクラスに出たからといって、ソウルケアのカウンセラーになる必要はありません。
■Super Vision Meeting
ソウルケアのカウンセラーとして活動している人たちのためのミーティングです。
大体1、2名、多くて5名ほどを担当している人たちがこの集まりに出て、ケアしている中でわからないこと、どうすればよいかということを、このミーティングの担当者に質問できます。ミーティングの担当者は、セラピストなどの有資格者です。
プロから指導をもらえるといったところです。
専門家からバックアップをもらえるというのがいいですね。カウンセラーも人間ですし、特に多くの経験を積んでいるわけではないので、専門家から指導をもらう事によって、自分自身のケア、そしてスキルアップにも繋がります。
■スタッフミーティング
ソウルケアチームの責任者たちのミーティングです。スモールグループ、10人~それ以上のグループの責任者たちが出てきます。スピリチュアルケアトレーニングのクラスのときに、前に出てくる人たちです。また、ソウルケアチームのとりまとめをしているコーディネーター、ソウルケアミニストリーの責任牧師も出てきます。
内容は、プログラムについて、ソウルケアミニストリーの計画など、実務的なことを話しているようです。
■それ以外
ソウルケアミニストリーの責任者の方々に一対一で話す機会を与えられています。彼らがソウルケアミニストリーの何を担い、何をしているのか、運営の様子を知ることが出来ます。
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ざっとこんなところでしょうか。
水曜日の夜にほとんどのスモールグループが集まっています。
日本ですと祈祷会のポジションが、課題別スモールグループに分かれているのです。
たとえば、離婚をめぐるグリーフケアのためのグループ、死別・大事な人を失った人たちのグループ、中毒(薬物、ポルノなど)のグループ、暴力被害にあった女性たちのグループ等。
Grace Baptist Churchのソウルケアのスモールグループは、人々が抱えている問題別に構成されています。
下が集会の予定表です。