ヨセミテに行った話 その1 2024年

友人が日本からわざわざ来てくれました。アメリカを離れる前に、ヨセミテ自然公園に行くことが念願だったので、友人と夫の富夫さんで、行ってきました。

タルボットを卒業する前、学部長の先生が、ヨセミテ公園だけは、日本に帰る前に行ってきてと話されたので、それ以来日本に帰る前にヨセミテ公園に行くことが一つの願いでした。
それが5年前。その間コロナもあって、色々あって、ようやく日本に帰る目処が立ち、念願のヨセミテに行きました。

中学生以来の友人Mさんが、なんと日本から来てくれるということで、アウトドアの会社に務める彼女の力を借りて、計画を立てました。

公園内に宿泊するだけでも困難を極めるというアメリカ国内でも人気のキャンプ地…この記事を見ている人がどれだけいるか分かりませんが、学んだことと個人的な感想を書き残しておきます。

公園内の宿泊について

友人が日程を決めたのが、2,3ヶ月ほど前でした。その時点で、ヨセミテ公園内のキャンプ場はどこを調べても、空きがありませんでした。残っているのは、有料のロッジやキャビンなど。安くても$400近くはする高級ホテルのお値段!
経費削減のため、なんとかキャンプ場を取りたい。キャンプサイトの予約サイトでリマインダーをセットしました。キャンプ場の予約にはアカウントを作る必要があります。
10回ほど、通知が来て、すぐにアクセスするものの、すでに取られているという状態。しかし何とか、前日に公園内のキャンプ場を確保することが出来ました。

直前にキャンセルされる場合が多く、チャンスがあると思います。念のために、ヨセミテ公園の外のキャンプ場を予約していましたが、できるならば公園内が良いです。公園外からだと、2時間ほどかかって、大変です。

テント泊の方々は意外と静かで、レンジャーの見回りも多く、マナーの悪い人はあまり見ませんでした。

気になることと言えば、以前物を盗まれたことがあったので、盗難が心配でした。熊対策用の保管ロッカーがついていましたが、鍵をかけておきたいと思ったことでした。
ヨセミテ公園の受付ロビーで熊が軽々と、車の窓とドアを破壊している動画が注意喚起で流されていたので、食べ物や臭いがするものは各キャンプサイトに設置されている熊対策ロッカーに置きます。

カレービレッジのテントキャビン

友人が、カレービレッジ、テントキャビン1泊をプレゼントしてくれました。人生で宿泊したホテルの中で一番高い宿泊先となりました!

後で気が付きましたが、アメリカの予約サイトからでは空きがありませんでしたが、日本からの予約サイトには、まだ空きがありました。
アメリカ国内からのアクセスで空きがない方は、日本語で検索して空きを探してみると、まだ予約できるキャビンがあるかも。
空調なしのテントなので、日中はかなり暑い。サウナ状態で、日が暮れるまで、結構暑かったです。
外に椅子を出しておしゃべりしている人たちが多く見受けられましたが、テント内が暑かったからかもしれません。

熊対策の為、キャビン内は飲食禁止。調理器具もテント内で使うことが出来ないため、お湯も沸かせません。
そして、隣のテントとの距離が近く、近隣の物音がかなりうるさい。夜でもうるさい。家族連れが利用することが多いようです。
そして夜中にはどうしたわけか、叫び声。殺人でも起きたかと思いました。

テント泊とキャビン泊を比べてみると、屋外テント泊の方が安くて、自由度が高いかも。
屋外ですと、日中でも日陰は涼しい。一泊$36、お湯も沸かせてコーヒーも飲める。
朝にコーヒーが欲しいと思っても、カレービレッジのレストランやカフェは長蛇の列で、並ぶ気も無くします。コーヒー一杯手に入れるのに30分はかかるよ。
もしも次回トライするなら、キャンプ地をできるだけ早く確保して、テント泊にします。

テント泊の経験や必要なキャンプ用品がない人は、ヨセミテ内の宿泊施設に泊まる方が良いでしょう:)。

トイレとシャワー

これは非常に気になるところ!今まで行ったキャンプ地の中では一番清潔で、不安がありませんでした。シャワーもたくさん備え付けられていましたが、人が多い時間に行ったためか、お湯が出ず。並ぶ必要もありました。人が少ない時間に行くと良いですね。

行った時期は、6月の中旬、ちょうど学校もお休みに入った頃で、一番人が多い時期!ヨセミテヴィレッジ内の、どこに行っても人が多い!しょうがないよね。
駐車場は、どこかは空いているけれど、大変なのは食事。公園内の飲食店を使おうとすると、ほぼほぼ、長い列が出来ている。カレービレッジの宿泊客は、宿泊施設で食事が出来ないから、どうしても、ヨセミテヴィレッジの売店やレストランで食事を購入する必要がある。

次回は自然とトレッキングについて。