街リトリートーCity retreat

今回の滞在地San Luis Obispo
ひとリトリート第二弾、今年も自分で出来るリトリートを模索してみた。
と言っても、今回は夫がいるので、2名。これもまた、夫婦でリトリートする場合のモデルとしてサンプルにします。
早いもので、前回の年末リトリートから1年。前回2023年はキャンプ場で、リトリートを試みたが、散々な結果だった。
そういえばまだ記事書いてなかった、もう1年も前ですがな。
キャンプリトリートがダメだった点
- キャンプに慣れている必要があるー慣れていない人間がやると、テント設営、料理だけで疲れ果てる。落ち着いて考えるどころではない。
- キャンプ用品が必要ー元々持っているならいいけど、ホテルに泊まったほうが安上がりとなる。
- 寒いー環境に左右される。暑さ寒さのみならず、雨や湿度、虫、日光など、集中できる環境が整えられているということは大切。
- 安全性ー盗難にあった。持ち物を置いていくことが出来ない。ホームレス、変質者などから守られていること。公共スペースだと、難しい。
- 騒音ー他の客の騒音。ラティーノ系が間違いなく持ち込んでくる大音量スピーカーとラテン系音楽。夜10時、制限時間ギリギリまで再生する。彼らは、静寂の中では息ができないのだろう。また、子供が泣く、騒ぐのは仕方ないが大変だ。
- その他ー野生動物、ドラッグの臭いなど
集中できる環境というのは、難しいものだ!だからリトリートセンターがあるのだ、とリトリートセンターの有り難さを再認識した去年でした。
さぁ、そして今年。
前回の反省点を活かして、とりあえずキャンプはなし。
リトリートセンターにしようかと思ったが、2泊3日で$360。一人ならまだしもだが、夫と2名でリトリートセンターだと、$720かかることに。そんな余裕はない。
食事代だなんだと考えると、リトリートセンターの一人一泊$150は妥当なのかもしれないが、やっぱり一回で$300近くは辛い。この物価高で、結局のところ、格安で行ってもホテルが$80、食費その他で1日$50はかかる。でも一人$250くらいになんとか抑えたい…。
一人だったら、リトリートセンターはありかなぁ。でも高いなぁ。今回大人2名、宿泊費$180、食費とガソリン代金$200、一人二泊3日で$200ぐらい。
場所や国によりますね。
今回リトリートの場所として選んだのはSan Luis Obispoという小さな街。カリフォルニア・ミッションの一つである、San Luis Obispo教会がある。そこに行くのを目的に選んだのだが、あいにく年末年始でお休みでした。
外だけ見ました。
今回は、街リトリートを試します。キャンプリトリートで最大の難点だった生活環境はホテルでカバー。
今回学んだことは、
- 荷物は少なくー歩き回るので、荷物が重いとそれだけで憂鬱に。盗難の危険もある。
- 公共スペースはホームレスが多いーアメリカならではなのかも知れません。こんなに小さな観光地にも、数名は居ました。公園と図書館に行きましたが、安全だという感じはありません。室内となると、臭いもきついことがあります。
- 1,2時間ごとに場所を変えると良い。ー同じ場所に居続けるのは、体もきついです。席を確保しておけるわけではないので。荷物を置いて確保しておくですと?帰ってきたときには無くなってますよ。
- イヤホンは必須であるー今回うっかり忘れました。イヤホンがあれば、多少うるさくてもどこでも自分のスペースとできる。
落ち着いて考える空間というのは意外と難しいものだけど、前回よりはましになってきました。良いと思ったのは、歩いていける範囲内で、複数の喫茶店、公園、公共スペースがあるところ。数カ所を移動すると、そのたびに何かを注文するのも嫌になってくるので、カフェと公共スペースを混ぜると良い。散歩にもなるので、体が痛くない。そのため、荷物は少なく。
ネックとなるのが、聖書。重い。
iPadを使うようになったので、多少軽くなったけど、iPadと聖書を両方持ち歩くと地獄。iPadとはいえ、パソコンを持ち歩いているのと一緒だから。
また、無料のところは、ホームレス、もしくは家族、子ども連れが多くなるため、ある程度有料で静かで、座れるスペースがあるところがいい。
宿泊施設について
少し良いところを取る。ディスカウントなり探す。というのは、良い宿泊施設だと、リトリートセンターの役割を果たす事ができるから。安いビジネスホテルだと、ロビーなどでゆっくり出来るところはない。少し高いホテルなりになれば、敷地内にゆとりが出て、座ったり出来る。そして、いつでも部屋に帰って休むことが出来る。それはリトリートセンターなのである。日帰りであってもリトリートセンターに利用料を払うことを考えれば、その分をホテル代にして、いつでも休める環境で、歩き回る方が良い。リトリートは、結構長いので、1日中外で歩き回るのは疲れることがある。休む要素が含まれるべきなので、疲れたら帰れる距離感は大切。
このような条件が揃っている街を見つけ、リピートしたいと思える場所をいくつか見つけるとよいのかも知れない。
次回は街リトリート第二弾。日本ですね、帰っていると良いなぁー。
次回の改善点
聖書は黙想する部分を事前に印刷するか、iPadにダウンロードしておく。
有料で、敷地面積が大きな公共施設があるところ
宿泊施設にいつでも帰ることが出来る距離
そうなると、日本でリトリートを考える場合、リトリートセンターの利用もありだが、街リトリートも結構ありかも知れない。
屋外の環境が大切なのだが、季節によっては屋外で過ごすことが難しい。日本は特に、夏や冬、雨が多い。
だから…観光地で、環境の良い公共施設があるところ(温泉なども良い)。
本当言うと、3泊4日ぐらいが良い。
まずは自分で発見しないといけないからなぁ。今からどこに行くか考えておくか。