安易に連絡先を教えない

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つながればいいってもんではない。今の働きをするようになって、仕事上のつながりの人には、LINEで私を繋げないようにお願いした。もう5年くらい前。

前は、どこどこの人から相談があって、ラインで繋ぎます、って言って、勝手に紹介されて。そして何が起きるかと言うと、大量に来るメッセージに対応することになる。病んでる人からは、もうとんでもなく不安定なメッセージが来ることになる。

メンタルクリニックで働くようになって、医療従事者、スタッフは絶対個人的な連絡先を交換しないことを学んだ。出来ることに限界があり、そして責任がとれないから。

当座、自分の活動もそれでいいと思った。

牧師だとまた違ってくるかも知れないけど、たとえ牧師の立場だとしても、安易に連絡先を交換することはしない。

基本的に全部メールでお願いしている。

ラインとか、メッセンジャーはだめ。要求がエスカレートするから。

だから、仕事上のことはLINEで、利用者の方とのやりとりはメールのみにした。電話対応もしない。そんなに人いるわけじゃないんだから。

教会のつながりで、電話で対応した人がいたけど、これまた大変な人だった。不安だからってじゃんじゃんかけてくる人で、逆にこちらからかけると、出られる時間が限られてるから、何時にかけてくださいとか言ってくる。

すべての要望にも応じるわけではない。こちらが提供できるものと、相手が求めているものが違う場合は、ご要望にお応えできません、と断ることもある。

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先日、教会のなにか祈りのグループに入ってくださいとお願いされた。でもお断りした。

「要件があれば、メールで連絡ください。絶対返します。でもLINEは全然見ないんです。特にグループチャットは」と。これは本当なの。

メールは、私に目的があって連絡してくる。だから、対応する。何を求められ、行動するか考える。

でもLINEのグループチャットは情報の垂れ流しで、誰が誰に何を要求しているのか分からない。仕事のグループチャットだけで30件以上溜まっていることもある。仕事なのに私はミュートしている。

お祈りの課題は、身近な人だけでも多いので、グループチャットで流して他の方が祈っているなら、他の方に任せる。私は見ないんだから、入れても意味ないよ。

他にも、ことわり無しに、いろんなグループに招待したり、チャットグループをつくる人がいるが、そういう人は友達解除する。あまり関わりがない人のイベントのチャットに入れられて、通知云十件とか、セッション中に通知がバンバン出たりすることになる。それで非通知にして、大事な連絡、仕事の連絡に気が付かなかったり、ということになる。

でも、こうやって、事前に加わらないように自分なりに意識ができているのは良いと思った。

これから気をつけていこう。日本でもLINEは仕事の関係者以外の人とは繋がらないようにする。