2025年 Wisdomリトリート(8日間) – その5 個人的に話を伺ってみた、霊的同伴者Lさん
Wisdom : Returning to Basics With Fr. Bill Sheehan, Holy Retreat Center, July 20-27, 2025
Lさん、スピリチュアルディレクターの方、とても親切な方で2回お世話になりました。
カトリックの家庭で育ち、プロテスタント教会に通ったけれども、またカトリックに帰ってきたという方。両方を知っているので、普段なかなか質問しにくいことを質問してみたいと思った。
池田「センタリングプレーヤーについてなのですが、もう少し教えていただけますか。本などでは読んだことはあったのですが、短い言葉を選びそこに意識がずれても戻るということでしたか?」
Lさん「何も考えなくていいんですよ。むしろ、意識するということから離れるようにします。」
池田「何も考えないように、ですか。」
Lさん「そうです。センタリングプレーヤーの研究で、脳波を調べたら、脳の後ろの方、詳しい名前は忘れたんですが、後頭部の方の脳がリラックス状態になります。それは、睡眠に入るのと同じような脳の動きなのだそうです。なので、センタリングプレーヤーで寝てしまう人が多いのは、自然な反応と言えます。」
池田「なるほど、ではそれでやってみます。」
「鉢についてなのですが、昨日Fr. Billにもお話ししてみたのですが、あれはどうしてもアジア人としては仏教を思い出します。皆さん、あのようにされているのですか?」
Lさん「いえ、何でもいいんですよ。このアプリ(のもの)を私は使っています。これは、公式のアプリですが、この中にはいろんなバージョンの音が入っています。」
池田「何でもいいんですか?」
Lさん「はい、意識が混乱しないものが良いのであれば、鉢でなくても、邪魔にならないものを選んだらいいですよ。例えば、ほら、これは鳥の声。これはグレゴリオ讃歌…。」
池田「そうですか、それは良かった(なんだ、それなら、日本人のクリスチャンでも何とかなりそうだな。)」
「別の質問になりますが、こちらのリトリートに来て、カトリックが他の宗教に寛容な姿勢をもとうとしている事が理解できました。でも、いくつか、とても敏感な課題についてお聞きしたいのですが…。例えば離婚については、カトリックの方ではどのようにその、離婚の危機にある夫婦や、離婚された人に対して支援をされているでしょうか?ご存知のように、S教会(Lさんが行っていた教会)やプロテスタント教会には、離婚ケアというものがありますが、カトリックにも同様のものがあるのでしょうか?」
Lさん「基本的に離婚は禁止されていますね。対応も各教会で様々です。例えば私が育ったカトリック教会では、比較的近代的なスタイルの礼拝でしたが、まだまだ昔のまま、会衆に背を向けたままでミサを行うというところもあります。親身になって一緒に問題に向き合おうという神父もいますし、ただ、ダメだというだけの神父もいると思います。地域差も大きいので、本当にそれぞれという感じですね。でも、基本的にダメです。プロテスタント教会のように、離婚ケアというのはありません。」
池田「では自殺については?」
Lさん「これも離婚と同様ですね。個人差が大きいとしか言えない。一概には言えないですね。」
そのほかにも聞いたこと
教会学校はあるんですか?→教理を暗記するようなものはありました。プロテスタントのような、あんな感じではないですね。
小さなブースに入って、懺悔するようなものがありますが、今でもあるんですか?→土曜日の夕方に、全体で告解するようなものがあります。個人的に行うものもありますね。私が育った教会では、いくつかあの部屋が置かれており、人気のある僧侶の所には長い列ができていました。」
池田「どの僧侶がどこで担当しているというのは分かるんですか?」
Lさん「分かります。だから、優しい人の所は人気があって、厳しいことをいう人は人があまりいませんでした(笑)」
池田「カトリックとプロテスタントの両方の背景をお持ちですが、またカトリックに戻ってきた理由というのは?」
Lさん「どちらでも、沢山のことを教えてもらいました。プロテスタントの教会のすごい所は、聖書を本当に沢山学ぶ所です。その熱心さには本当に驚きましたし、素晴らしい姿勢だと思っています。…色々あったんですが、その、プロテスタントの人はこんなに知識を持っているのに、なんでこんなに意地悪なんだろうと思って、戻ってきまいした。」
池田「そうですか、お疲れ様でした。」
知識はあるのに、人格が伴わない。
何とも悲しき事態。何ででしょうねー。
